農業者年金基金(黒田夏樹理事長)と鳥取県農業会議(山脇優会長)とJA鳥取県中央会(栗原隆政会長)は、共催で「農業者年金加入推進特別研修会」を7月30日、倉吉市「倉吉シティホテル」で開催した。
加入推進部長、新任委員、女性委員、農業委員会事務局、JA職員、県関係機関など66人が参加、研修した。研修会では、農業者年金基金の黒田理事長が「農業者年金の特徴」と題して、他年金との比較を中心に説明した。
県内の事例発表として、倉吉市農業委員会の山脇会長と事務局中嶋主任が、「倉吉市農業員会の取り組み」と題して発表した。中嶋主任は、各委員が啓発チラシやグッズ等を持って個別訪問・ポストイン活動など地域で行ってきた推進活動や、事務局では認定農業者や認定新規農業者の確認会などの機会にパンフレットを渡しPRする等、積極的な活動によって、「興味を持って話を聞きに来られる農業者が増えた」とPRの効果について語りかけた。また、山脇会長は「農業者年金の加入推進は日頃の活動の積み重ね。今後も毎年1人でも多くの方に農業者年金を知ってもらい、委員・事務局が一体となって活動を進めていきたい」と今後の抱負も語りかけた。参加者は全員熱心に聞き入り、研修後、参加者から大変参考になった、今後の活動につなげていくとの声が多数あがった。