農地を守り活かし、後世につなごう!
農地は、食料生産や災害防止、生態系維持、教育・文化などの多面的な機能をもち、自助・共助と伝統・文化などの高い精神によって脈々と守り活かされ、受け継がれてきた貴重な資源です。
近年、グローバル経済の進展とともに農地の遊休化・希薄化が進み、改めて農地のもつ有形・無形の価値観とその利用のあり方が問われています。
このため、鳥取県農業委員会系統組織(鳥取県農業会議、市町村農業委員会)は“農地を守り活かす全県運動”の一環として、「とっとり伝統農地登録制度」を創設しました。
生産・景観・福祉・文化・食育など物語性のある農地固有の伝統的価値を登録・公表することによって農地の機能的価値のすごさを再認識していただくとともに、県民全体の共有財産として次の世代に継承することを最大の目標にしています。