機構通信
2021年11月02日
10月29日にアグリスタート集合研修を開催しました。
当日は、午前中に彦名干拓で白ネギ栽培をしているアグリスタート研修生OB久保田さん夫妻を訪問しました。久保田さんからは、「農業において雑草とはずっと付き合っていかないといけない。栽培技術の向上は大切だが、草が生えているのはみっともないと意識することも大切。ほ場をきれいにしておくと周囲からは”しっかりやっている”と評価してもらえ、経営もしっかりしてくる。」というような経験を基にしたアドバイスをいただきました。
午後は、前半にJA鳥取西部の崎津支所で今回の研修テーマである雑草対策について西部農業改良普及所の中村普及主幹から講義を受けました。雑草の生理生態を踏まえながら、耕種的対策と除草剤の種類と効果的な利用を組み合わせて継続して対策していくことが必要という話でした。後半は、上場地域専門員の指導の下、現場で実際に刈り払い機を使った草刈り実習を行いました。作業安全の説明に始まり、体格に合わせた刈り払い機の装着調整、草の状態や作業の流れを踏まえた刈り払いのポイントの説明を受けた後、セイタカアワダチソウが生い茂った畑の草刈りを行いました。
↑彦名干拓で営農している研修生OBを視察訪問 ↑雑草対策の講義風景
↑草刈り実習風景
