
10月27日、さわやかな秋晴れ、絶好の草刈り日和のもと、恒例の「草刈現地研修」を開催しました。
冒頭に、上場理事長より、
「農業とは雑草との戦いである。雑草に勝つのが就農後すぐの課題。」
「鎌や鍬を使いこなすという先人の知恵をしっかりと学ぶことが重要。」
とのお言葉をいただき、いざ、研修開始!!
まずは、日吉津村の現地を巡回し、田畑と雑草の繁茂状態について確認しました。
上場理事長より、水田に引き込む水の流れや、その水源について
農地転用の仕組みといった田畑についての話に続いて
どの時期にどのような対策をするのが雑草を抑制するのに効果的かといった
具体的な雑草の対処法について説明がありました。
次に、研修生による草刈テストです。
日頃、草刈機を使っている研修生にとっては手慣れたものですが
そうではない研修生は草刈機の使い方に四苦八苦です。
[理事長みずから、研修生に草刈機のコツを伝授]
午後は座学による研修です。
最初に、西部農業改良普及所 民本普及員より「境港市・米子市の新規就農者の活動」について事例発表していただきました。
アグリスタート研修後、地域で頑張っている先輩の活躍を聞いて、研修生は大きな刺激を受けていました。
渡辺普及主幹からは、雑草対策の具体的な対処方法として、作付け前の耕耘、発生初期の中耕の重要性などについて、講義を受けました。
講義の後は、弓浜干拓地のほ場で、草刈実習開始です。
作業の速さ、正確さ、体の使い方などを競う「草刈チャンピオンシップ」を行いました。
[理事長も研修生に交じって競争です!!]
上位3名を表彰し、特大どら焼きメダルを授与しました。
金メダル 山影英治、銀メダル 稲村謙二、銅メダル 藤後伊久磨
研修生の皆さんは、今回の経験をしっかり身に付けて、草刈を軽々こなせるよう成長してくれるはずです。