機構通信
2016年01月27日

平成28年1月21日、米子市土地改良協会の研修会で「土地改良事業と農地中間管理事業の連携について」をテーマに上場理事長が講演しました。
市内13土地改良区の役員や米子市、鳥取県の関係者等約60名が集まりました。
講演では、「誰が農地を耕し、誰が水路を守るのか」が重要な問題となっており、基盤に係る土地改良区、農地の権利設定に関わる農業委員会、担い手に農地の面的集積の取り組みをすすめる中間管理機構は、お互いが「寄り合い」し、話し合って方向を見出してゆく姿勢が大切であることを強調しました。
賦課金に対する地権者の意識の変化、荒廃地の増加、未相続農地の増加等、根本には共通したものがあり、どこかの機関に限った課題ではなく、単独で解決できるものではありません。
今後も様々な機会をとらえながら、ひとつづつ丁寧に連携した取り組みをすすめたいと考えています。
