農家からのメッセージ
2013年10月16日
10月10日(木)、佐治町福園の(有)竹本園を訪問、代表の竹本祐子さんにお話を伺いました。
竹本園は、先代のお父さん(現在の会長さん)が昭和50年に始められ、平成3年に有限会社を設立されました。
鳥取県農業法人協会の会員です。
役員3人と従業員5人で経営され、緑化樹木の苗木・グランドカバー野草を、主に公共工事用の販売、個人への
販売は1割程度。地元の山野樹木の苗木、山野草を中心に栽培されています。
地元の山から種を採取、播種して苗木の規格の大きさになるまで栽培してから販売です。
苗木の栽培圃は、鳥取市の佐治町と河原町内に農地を借りて栽培されています。
扱う山野樹木・野草の種類は500種ほどあり、苗床肥培、散水管理、病気防除等それぞれの品種で違うので、
全ての栽培管理の技術を習得するのには5~6年かかるそうです。
「若手従業員の確保と技術の継承が必要です。農の雇用事業も利用しています。」とおっしゃっていました。
写真は、竹本園の育苗ハウス。お話を伺った、代表の竹本祐子さんです。
会長さんは、樹木の種を採取に山に出かけておられました。