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現場の声エンジョイ農業:農家さんの声や、研修生たちの奮闘ぶりを紹介します。

農業視察研修(西部地区)を開催しました。

機構通信 2016年03月22日
農業視察研修(西部地区)を開催しました。

平成28年3月13日(日)、県西部地区にて農業視察研修を開催しました。

参加者は22名で天候にも恵まれ、秀峰大山を仰ぎながら日程をこなすことが出来ました。参加者の皆様、視察先農家、県園芸試験場弓浜砂丘地分場、普及所、JA鳥取西部のご協力により、無事終えることができました。

ありがとうございました。

最初の視察先は、アグリスタート研修7期の修了生です。(上に掲載の写真)

吉田雅文さんは平成27年2月に就農し、1年目で白ねぎの周年栽培に取り組み、概ね計画的どおり出荷ができました。研修のこと就農後の心構えなど参加者にとって参考になる説明をして頂きました。

2カ所目の視察先の県園芸試験場弓浜砂丘地分場では、福田研究員から試験研究の概要と白ねぎの育苗、夏ネギトンネル栽培、谷口主任研究員から品種試験について説明を受けました。

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3カ所目は、おおた農園で代表大太勇三さんから、イチゴ栽培の様子や自身のイチゴを加工販売して、売り上げアップをした取り組みについてお話頂きました。経費を抑えるため、自力でハウス、高設栽培、加工所を建設したそうです。加工部門を立ち上げる時の経験から、関係機関と相談することが大切であることを話されました。


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4カ所目は、大山町でブロッコリー、スイートコーンを栽培している坂田裕明さんです。月ごとの計画、実績を検討しながら、常に計画を達成した経営を実践されています。労力は基本的に一人で頑張っておられますが、本人は無理のない作業計画を工夫しているとの説明がありました。

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ふれあい村アスパルでは、上場理事長から挨拶を頂きました。アスパルに多くのお客様で賑わっているかは、農作物の信用があるからであり、日本の食材の良さは世界に認められている。農業をするということは社長になるということであり、独立就農、雇用就農などいろいろな形態があるが、どの道を選ぶかはあなた自身であること、いろいろ相談することが大事であり、頑張って欲しいとの激励の言葉がありました。研修生も熱心に聞いていました。


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JA鳥取西部 JAグリーン推進課 佐伯課長より、アスパルの売上高やまだまだ野菜等が足らない状況であり、会員になって出荷して欲しいとの話しがありました。

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視察先農家の皆様には、お忙しい中時間を割いて頂きまして、本当にありがとうございました。参加された皆様にとって一つでも参考にしていただければ幸いです。疑問点や確認したいことがありましたら、お気軽にお尋ねください。

なお、機構では平成28年6月25(土)、26日(日)に、県立農業大学校に一泊し農業視察研修を計画しています。
一日目は農業体験、新規就農者との意見交換、二日目には県中部の新規就農者の圃場視察、新規就農にあたっての苦労、良かった点等実践されている方の話を聞くことにしています。
参考になりますので是非ともご参加ください。(詳しくは機構HPをご覧ください)













 

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