機構通信
2016年03月17日
平成28年3月3日(木)、耕作放棄地復田技術研修会が日吉津村で開催されました。
県下では、耕作放棄地再生利用緊急対策事業(以下「再生事業」)を活用した復田事例が少ないため、担い手が実施できる復田手法についての情報共有し、担い手への農地集積の一助となるよう、県庁普及推進室や農業試験場、当機構で計画したものです。
県下では、耕作放棄地再生利用緊急対策事業(以下「再生事業」)を活用した復田事例が少ないため、担い手が実施できる復田手法についての情報共有し、担い手への農地集積の一助となるよう、県庁普及推進室や農業試験場、当機構で計画したものです。
当日は、15年以上の耕作放棄地(直径15センチ程度の灌木数本、イバラ、カヤ、セイタカアワダチソウ多数)で農業用機械(フレールモア、トラクタフロントローダー)による雑草の粉砕、十灌木の坂根処理の実演や、年1回程度草刈りで保全管理した畑(2m程度のセイタカアワダチソウ密集)にトラクター(24ps)耕うんの試みを行いました。
「灌木処理は再生事業を活用し、一般的には自力よりも業者へ委託が必要」「横に張った灌木の根の除去はどうするのか」「湛水するために必要は作業は?」「今の時期、この程度のセイタカアワダチソウであれば、立毛でも耕うんできることがわかった」などの声がありました。
今回作業をした農地は、中間管理権を取得する予定ですが、普及所とも連携し、雑草の根の状況や湛水の影響・効果等の調査も併せて実施したいと考えています。