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アグリスタート研修第8期生終業式を開催しました。

研修生奮闘記 2016年02月12日
アグリスタート研修第8期生終業式を開催しました。

平成28年1月27日(水)、8期生7名の終業式を行いました。親方である受入農家の皆様はもちろん、関係機関の皆様など多くの皆様の支えがあって終業式を迎えることができました。心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。

8期生7名のうち1名は引き続き追加研修を受けることとなりますが、10月の就農を目指して再スタートを切ります。

6名は2月から独立就農です。それぞれが目指す目標に向かって、何事にも謙虚で貪欲に学び続けて欲しいと思います。

我々スタッフも、研修生全員の姿を見守り、応援し続けます。


<理事長式辞>
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〇 受入農家の皆様には、大変お世話になった。研修生受け入れを何人やっても一人一人が違う中、それぞれの対応となり大変ご苦労をおかけした。心より御礼申し上げたい。

〇 たくさんの御来賓の方に来ていただいた。このあと研修生の決意発表があるが、ここからが本番であり、関係機関の皆さんにはこれからも引き続き大変お世話になる。心からお礼とお願いを申し上げたい。

〇 終業式を迎え、自分一人でやることを考えると足が震えるもの。震えてみても物事は始まるわけではなく、これからが本番。アグリスタート研修はいわば呼び水でこれからが本番だというつもりで取り組んでほしい。本番というのは、これから本当の研修が始まると言うこと。

〇 今一度噛みしめてほしいのは、謙虚に感謝をしながら学ぶということを忘れないでほしい。

〇 二つ目は仲間づくり。いい仲間と知り合い、自分を磨くと言うことに心がけてほしい。各地にアグリスタート研修の先輩が待っている。勉強会等いろいろなものに自分から飛び込んで積極的に学んでほしい。

〇 三つ目は、自分を作り直すのは、自分しかできないということ。仲間と関わりあって、考えた、感じたことで自分を作り直さないといけない。それを支えて下さるのは、普及所の人であったり、市町村の人であったりで、世間の人は皆さんの味方である。ただし、黙っていては何も始まらないので、自ら押し開いてほしい。

 

<園芸試験場 村田場長 激励の辞>
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〇 1年間研修生のお世話頂いた受入農家の皆様には、御苦労も多かったことと思います。改めて感謝申し上げます。

〇 園芸試験場は様々な試験研修を行っており、今後いろいろな関わりが出てくると思う。農業経験の浅い方は短期間に技術や知識を習得することとなるが、それは大変難しいこと。

〇 皆さんが栽培する品目は園芸試験場と関わりが深い品目ばかり。栽培管理上困ったことや、疑問に思うことがあれば、是非とも園芸試験場を活用いただきたい。


<受入農家激励の辞 (株式会社アグリラテール大黒 金田取締役総括部長>
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〇 これまでは親方の指導の下に研修をしてきたが、明日からは自分が全てプロデュースすることとなる。時間は無限にあるが、農業は時間の使い方が難しい。自分の強い意志をもって進まないといけない。その分やりがいがある職業

〇 仲間づくりが、これからの財産。仲間づくりとともに、たまには研修生が集まって情報交換することも大事。

〇 儲けてもらって、地域の宝として農業を続けることが今日列席の皆様への恩返しとなるので、頑張ってもらいたい。


<研修生謝辞(仲田研修生)>
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〇 1年前9名でスタートした8期生、今日を迎えたのは7名となってしまった。寒い時期に始まり、夏を過ぎ、秋を迎え、雑草との戦い、研修で夜な夜な話をしたこと。あっという間の出来事であったが、これまでの人生でとても濃い1年であった。

〇 これから7名が農家としての第1歩を踏み出すことになる。私はこれから梨の収穫を30回迎えることとなるが、その1回1回に気持ちをこめて農業人生を歩いていきたい。

〇 理事長始め、機構の皆さん、普及員、市町村、農協、農大の皆さんなどに大変お世話になった。本当にありがとうございました。また、これからも大変お世話になることになる。どうぞよろしくお願いします。



<研修生 決意表明>
 

①竹本 正二郎

 ・これからの目標とする農業の姿は漠然としているが、地域を盛り上げ、新しく農業を目指そうとする人の力になれるように頑張りたい。


②前田 英樹

 ・みんなで明るく、楽しい農業をしていきたい。


③實藤 光

 ・8期生であると言う自覚を持って農業をしていきたい。
 ・5年後アグリスタート13期生を受け入れられる様がんばっていきたい。


④仲田 洋平

 ・米子市別所で梨をつくっていく。まずは別所で品質、量ともに一番を目指す。次に西部で一番、後に鳥取県で品質と量で一番を取れるようにがんばっていく。


⑤佐久川 武志

 ・地域で仲間がたくさんできた。その横の繋がりを深め、先輩に追いつくような勢いで、また新規で始める人の目標になるように頑張る。


⑥柏木 雄太

 ・現状に常に満足することなく、より良い白ねぎの栽培に努め、地域へも貢献できるように頑張る。


⑦三好 裕之

 ・研修中、感謝の気持ちが足りなかったと思うようにして、今後取り組んでいきたい。
 ・今年1年、また新たな気持ちで、ネギ、ブロッコリー栽培の研鑽に取り組んでいきたい。






































 

 

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